〜オシャレより生存戦略〜
どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。
10月末といえば、
街がオレンジと黒で彩られ、
かぼちゃやゴーストでにぎわい
人は仮装して楽しむ季節、
そうハロウィンですね。

でも、ここは北海道。
夜の外気温はすでに一桁台。
そんな中でミニスカの魔女とか半袖の吸血鬼とかを想像してみてください。
「無理無理無理、凍える!!」
仮装イベントの現場、リアルな道民の装備
・黒猫の耳カチューシャ → その上に毛糸の帽子
・魔女のマント → 中はフリースとヒートテック
・ゾンビメイク → でも首元はがっつりマフラー
・吸血鬼のマント → その下にダウンベスト
観光客:「え、ハロウィンなのにダウン着てるの?」
道民:「着なきゃ死ぬわ!」
「かわいさ」より「厚さ」でコーデする季節
昼間のパレードならまだいい。
問題は夜の屋外イベント。

気温:6℃
風:ビュービュー
服装:仮装一枚…じゃ無理
結果、会場を歩く人々の9割がこうなります。
仮装の上から普通にコート。
当然です。命に関わります。
後ろ姿はどう見ても“冬の人”だけど、
首から上はゾンビ、手にはカボチャランタン。
子どもたちも「寒さ優先」

カボチャ柄の薄手コスチュームの下に極暖ヒートテック
おばけのマントの下にスキー用のフリース
靴下は厚手2枚重ね、手には手袋
親:「とにかく風邪ひかない格好しなさい!」
子:「でも魔女の服が…」
親:「その上にコート着なさい!」
→ 防寒優先で、魔女感がだんだん薄れる。
大人たちも防寒のために知恵を絞る
おしゃれな黒タイツ? → その下に裏起毛レギンス
ヴァンパイアマント? → コートの内側で風除け活躍
メイク? → 寒くて鼻水出てくるのを気合で堪える
「どう見せるか」より「どう耐えるか」
それが北海道ハロウィンの鉄則。
結論:北海道のハロウィン=“仮装+防寒”のハイブリッド
道外なら「かわいい・こわい・面白い」で盛り上がるところ、
北海道では**「いかに寒さを防ぐか」**が追加されます。
だから、10月31日の夜、会場を見渡すとこんな光景。
コート着た魔女
ダウン着た吸血鬼
マフラーぐるぐるのゾンビ
そして、吐く息は白く、みんな笑ってこう言うんです。
「やっぱ北海道のハロウィンは、まず防寒だわ!」










