「初雪」ニュースが普通に出る

〜え、まだ10月だけど…? いや、これが北海道〜

どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。

本州の人にとって「初雪ニュース」といえば、

だいたい12月の冬本番。

大騒ぎして、街がテレビのインタビューであふれる季節。

でも、ここは北海道。

10月半ばのある朝、ローカルニュースをつけると

「○○市で初雪を観測しました」

……ナチュラルすぎて、誰も驚かない。

コメンテーターも淡々と「去年より2日遅いですね」なんて言ってる。

道民のリアクションは、

「あー、来たか」

「今年はちょっと遅いんじゃない?」

「じゃ、そろそろタイヤ交換だな」

ニュースのテロップに、興奮もパニックもなく、

完全に“生活情報”として受け取るのが道民スタイル。

・出勤途中 → 車の屋根にうっすら白い粉

・公園 → ブランコの座面が濡れてるのを子どもが見て「雪?」

・スーパー → 除雪用スコップが目立つ棚へ移動

・道民 → ストーブのダイヤルをじっと見つめて悩む

「まだ積もるわけじゃないし、でも寒いな…」

道外民との温度差ある会話

東京の友達:「えっ、もう雪なの!?」

道民:「うん、初雪降ったってニュース出てたよ」

東京:「まだ10月でしょ?信じられない!」

道民:「まぁ…北海道だからねぇ(コーヒーすすりながら)」

道民の脳内TODOリストが動き出す

初雪ニュースを聞いた瞬間、頭の中でスイッチが入ります。

 スタッドレスタイヤを車庫から出す

 ベランダの物干しを片づける

 ストーブのフィルターを掃除する

 カイロの箱買いを計画する

「秋だな〜」じゃなくて「冬への準備リスト」が発動。

結論:北海道では「初雪ニュース=生活の始まりの合図」

・誰も大騒ぎしない
・ちょっとした世間話のネタになる
・「去年より早いか遅いか」で盛り上がる
・そして静かに、冬へのカウントダウンが始まる

窓の外を見ながら、道民は小さくつぶやくのです。