〜まだ秋なのに、冬の気配がガラスに現れる〜
どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。
9月も後半、外の空気が冷たくなり、家の中はストーブやヒーターでぬくぬく。
そんなある夜
「……あれ?窓、びっしり水滴ついてない?」

そう、結露シーズンの開幕です。
昼は普通、夜になるとガラスが曇る
・昼間 → 外もまだそこそこ暖かい → 窓はクリア
・夜間 → 気温急降下 → 室内の温かさと外気の冷たさで……
→ ガラスが涙を流す
朝起きてカーテンを開けた瞬間に目に入る、
あのキラキラした水滴の帯。
「あぁ……来たか、この季節。」
道民の習慣、ここから始まる

雑巾やタオルを窓際に常備
100均の結露取りワイパーが売れ始める
サッシの隅にカビ防止シートを貼る
それでも水滴がポタポタ → 窓枠がビショビショ

「去年の対策テープ、まだ残ってたっけ?」
とゴソゴソ探し出すのもこの頃。
家族の会話も変わる
A:「朝、窓ビッチャビチャだったわ」
B:「ストーブのせいだね、換気しなきゃ」
C:「また拭くのめんどくさいなぁ」
D:「タオル忘れると床に湖できるから気をつけろよ」
「換気」「除湿」「カビ」のワードが一気に飛び交い始めるのが、北海道の秋後半。
道外民の反応
東京の友達:「結露?真冬の話じゃないの?」
道民:「いや、こっちはもう夜寒いんだわ…」
東京:「まだ10月でしょ?早くない?」
道民:「早いよ。でもこれが普通なんだわ。」
結論:夜の窓が結露したら、冬の入口のサイン
・暖房をつけ始めた証拠
・外気温との差がもう“冬寄り”になってきた証拠
・そしてこれから毎朝、窓拭きが日課になる合図
結露で滲む街灯を眺めながら、
道民は少しだけ肩をすくめて、こうつぶやくのです。
「あー……そろそろ本格的に冬だな。」










