鮭が川をのぼるのを見に行く人が増える

「観光名所」じゃなくて、もはや秋の通勤ルートの一部

どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。

9月も深まってくると、道民のSNSにこんな写真が増えます。

「今日、近所の川で見てきた!」

「今年も来たね〜」

え?そんな身近に?という驚き

本州の人にとって「鮭の遡上」といえば、

テレビのドキュメンタリーで見る壮大な自然のシーン。

でも北海道では、

「あそこの橋の下、もう鮭来てるってよ」

という会話が普通に飛び交う。

※ジンギスカン先輩が済んでいる近くの川でも毎年鮭の遡上を見る事ができます。ただし釣る事は法律的にNGです。

「川を見に行く」って、もはや秋の散歩感覚。

週末、川沿いがプチ観光地に変わる

・子ども連れのファミリー

・一眼レフ抱えたアマチュアカメラマン

・スマホ片手に「おぉ〜!」と声を上げるカップル

・地元のおじさん「今年は多いなぁ」とうなずく

川をのぞけば、力強く跳ねる鮭たち。

水しぶきとともに聞こえてくるあの独特な音、

これだけで、秋を実感する装置になります。

「近所の川で見られる贅沢」

観光地だけじゃありません。

札幌なら「豊平川」や「琴似発寒川」

石狩なら「石狩川」

小樽なら「勝納川」

ちょっと歩けば、普通の街中の川でも見られる。

「通勤途中に覗いたら鮭がいた」なんて話も、北海道では割とあるんです。

見に行く人が増える理由

秋の恒例行事だから

 → 9月〜10月の話題の一つ。

子どもの自由研究ネタに最高だから

 → 「鮭の一生を観察しました!」と誇らしげな作文が増える。

なんだかんだ生命のドラマに感動するから

 → 「がんばれ…!」と応援したくなる不思議。

道外民との会話あるある

東京の友達:「え?鮭って川で見れるの?水族館じゃなくて?」

道民:「いや、普通に見れるよ。近所で。」

東京:「近所で!?…マジで自然がすごいな…」

道民:「うん、秋の楽しみなんだわ。」

結論:北海道の秋は“川が劇場”

紅葉と一緒に、川辺に人が集まる。

子どもたちは歓声を上げ、大人たちはカメラを構え、

そして力尽きながらも懸命にのぼる鮭を見て、

道民はそっとつぶやく。

「あ〜…秋だなぁ」