〜香りの余韻と、夏の終わりの気配〜
どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。
7月上旬、北海道は一面が紫に染まる、
そう、ラベンダーシーズンのはじまりです。

富良野、美瑛、滝上…
国内外から観光客が押し寄せ、
どこもかしこも「インスタ映え!」な景色が広がります。
でも、8月に入ってしばらくすると、
道民たちはふと気づきます。
「あっ…ラベンダー、そろそろ終わりかもな」
そう、花が色あせ、香りが薄れ、緑の葉が目立ち始める頃
北海道の夏も、終盤を迎えています。
紫のじゅうたんが、少しずつ“緑じま模様”に
満開の頃はまさに圧巻。
畑一面が紫で、「ここ本当に日本?」ってくらい幻想的。
でもお盆が近づくと…
色が薄くなってきた
花がしおれて、茎が目立つように

写真で見ると「ん…去年より微妙?」
道民:「あ〜…終わってきたなぁ。あのラベンダーも。」
毎年見てるからこそ、“見頃の終わり”を肌で感じるんです。
観光客「わぁ〜ラベンダー!」
道民「(もう終わりかけだけどな…)」
8月に入ってから富良野へ向かう車内。
観光客:「ラベンダー畑たのしみ〜!」
道民(運転しながら):「(うーん…あと1週間早ければ…)」
そして現地で、
観光客:「きれい〜♡」
道民:「(写真映えギリいけるな…セーフ)」
「ラベンダー=7月いっぱい」という地元民知識、実は超重要です。
お土産はまだラベンダー全力だけど、畑は“秋準備”
・駅前の売店ではまだラベンダーグッズ全開
・お土産屋もポプリや石鹸が主役
・でも外の畑は、トラクターがそろそろ出てくる頃
・一部では「2番花」がぽつぽつ咲いてる

この「観光モードはまだ全開、でも自然は秋支度」ってギャップが、
道民には妙に切なく映るんです。
香りが薄くなる=夏が終わるサイン
ラベンダーはただの“花”じゃない。
道民にとっては、“夏の空気の香り”。
その香りが薄れ始めると、
夜の風もひんやりしてきて、
トンボが飛び始めて、
セミの声がしなくなって…
そして、道民はこうつぶやくのです。
「……夏、終わってきたな」
結論:ラベンダーの終わりは、夏の終わり
北海道の夏は短い。
そしてその終わりを一番最初に教えてくれるのが、
“色あせたラベンダー”なのかもしれません。
咲いてる間はにぎやかだった畑も、
色が抜けたあとは、少し静かで、ちょっと寂しい。
でも道民は知ってるんです。
ラベンダーが終わったら、秋が来る。
そしてまた、来年もきっと咲いてくれる。
だから、帰り道の車の中でふと、こう思うんです。
「今年のラベンダーも、ありがとな」










