心ほどける熊本時間 ― 自然と美食に酔う「白金の森」滞在記 ―

どうも、旅先ではよく何か忘れて帰ってしまう平川です。

旅って、行き先選びも大事だけど、どこに泊まるかで旅の記憶が変わる。

いや、下手したら“すべてを左右する”くらいの影響力がある。

そんなことを改めて実感させられたのが、今回訪れた【白金の森】。

取材ということで日帰りで楽しんできました。

熊本の大自然の中に、ひっそりと、でも確かな存在感で佇むこの宿の魅力を、
今日は熱く語らせていただきます。

場所農のオーベルジュ 白金の森
住所〒861-1312 熊本県菊池市森北字白金 2016番地1
公式サイトhttps://www.shirokane-mori.jp/

森と一体化した特別な外観

初めて【白金の森】を訪れた瞬間、まず感じたのは…

「え、ここって本当に現実世界?」という驚き。

木の温もりを生かしたナチュラルな外観は、
建物全体が森に抱かれていて、どこを切り取っても絵になる。
カメラを向ければ、たちまち“映え”が生まれる場所です。

敷地内を歩くと、木漏れ日が差し込み、ふわっと風が抜けていく。
自然に逆らわず、まるで森と共生しているかのよう。
これが「ただ泊まる」じゃなく「森に泊まる」と言いたくなる理由。

写真でも十分伝わるとは思いますが、
現地で感じる静寂と包み込むような空気感…これはぜひ体感してほしいです。

ここ最近までこの広大な土地をオーナーの方が1人で整備されていたというお話。
こだわり抜かれた白金の森ブランドは圧巻の一言です。

「住みたい」と思わせる“客室”の魔力

客室に伺うと…

和モダンなインテリアは、木の香りがほんのり漂う空間で、体も心もホッと一息。

特に印象的だったのが、窓の向こうに広がる森の景色。大きな窓から差し込む自然光が、

室内を優しく包み込み、ソファに腰を沈めれば、何も考えずに深呼吸したくなる。

写真では伝えきれない“居心地の良さ”が、ここにはあります。

そして、ふかふかの寝具。

柔らかすぎず、でもしっかりと包み込むようなマットレスと、

肌触り抜群のシーツ。

まじで最高すぎる…

帰りたくない…

もうこのまま住みたい…

人々を逃さない魔力がここには確かにありました。

そして、語らずにはいられない“温泉”

はい!温泉も語らせてください。

白金の森には、自家源泉の天然温泉がありまして。

これがまた、しっとりと肌に馴染む優しい湯。

この白金の森には【温泉ソムリエ】という
温泉のスペシャリストの方がいらっしゃり
今回の白金の森の魅力やまた入り方など詳しくお話を伺うことができました。



この温泉の魅力についてはまた別記事にて…

↑温泉についての記事について気になる方はこちら↑

地元食材に感動。五感で味わう“白金の夕食”

宿の方にお話を伺って、ますます楽しみになったのが夕食。

【白金の森】では、熊本の地元食材を
ふんだんに使った会席料理が楽しめるそうです。

季節によって様相を変える“白金の夕食”

旬の野菜を取り入れた前菜盛り合わせや、ダシの旨みが際立つ椀物も好評。
料理は一皿ごとに手間ひまがかかっていて、
どれも“熊本の恵み”を活かしたものばかりとのこと。

一例を伺うと、熊本のブランド牛【赤牛】の陶板焼き。焼き上がる音とともに、赤身の旨みがギュッと詰まったお肉が堪能できるとか。脂っこくない赤牛の特徴を生かして、シンプルに焼き上げるのがポイントだそうです。

お話を伺うだけでよだれが…

もちろん、地元の日本酒と合わせて楽しめるのも魅力。食事とお酒が織りなす、五感を満たす時間。

実際にはまだ味わえていないのですが、写真を眺めているだけで「これは次回は必ず食べたい」と思わせる魅力が詰まっていました。これは次回のお楽しみに取っておくしかありません。

写真だけでもその美しさと手間暇は伝わるはずですが、ぜひその味も、ご自身で確かめてほしいところです。

“体験する宿”としての価値

振り返ると、【白金の森】は“泊まる”という言葉だけじゃ足りない場所。

外観で心が和み、夕食で五感が満たされ、客室で深く癒され、温泉で体がほどける。

「ここに来てよかった」じゃなく、「また来たい」と思わせてくれる、その魅力は、どこか自分の生活に欠かせない存在になりそうな、そんな予感さえします。

一度訪れたら、きっと誰かに話したくなる。そして、次は誰かと一緒に来たくなる。

そんな“また来たくなる宿”が、ここ【白金の森】です。

ぜひ皆さんも、自分だけの“熊本時間”を見つけに、足を運んでみてください。

関連記事はこちら