自然との戦いの日々
どうも、熊本の夏を全身で受け止めている平川です。

花火?祭り?スイカ?
いやいや、熊本の夏を語る上で忘れちゃいけないのがこれ。
「虫・蚊・カエル・ヤモリ」
そう、これはもはや風物詩ではなくバトルフィールド。
熊本の夏は、“自然”との真剣勝負なのだ。
🦟まず、蚊。異常発生レベル。
熊本の夏は蒸し暑い。
昼間にしっかり汗をかいて、夜に涼もうと思って窓を開けると——
はい、蚊、入ってきます。即、刺されます。
「チッ……チッ……」という羽音が聞こえた瞬間、
こちらの思考はすべて「戦闘」モードに切り替わる。

寝てたのに、突然の反射神経フル稼働。
布団の上で真っ黒なTシャツを丸めてブンッ!!
なお、外したときの悔しさは異常。
そしてなぜか、1匹退治したと思っても、
どこからともなく第2陣が出てくる。
どんだけ湧くの、蚊。
その繁殖力、尊敬です・・・
🐛次、虫。家の中がサファリパーク。

熊本の家は風通しがよくて気持ちいいけど、
そのぶん虫も入り放題。
網戸を閉めてるのに、どこから入ってきた?っていう小バエ。
洗濯物を取り込んだら服の中にカメムシ。
夜中、床を這ってるゲジゲジに目が合う。
しかも、虫のサイズが関東とはケタ違い。
田舎だからって油断してると、
カナブン級の虫が「ガツン!」って玄関のライトに体当たりしてくる。
……お前、ぶつかる覚悟で飛んでるのか?
そして夜。カエルの大合唱。
都会の人に言わせれば「風情があっていいね〜」。
うん、最初の3分はね。
そこから先は、
「ゲコ…ゲコゲコゲコッ!!!」
「ウゥォンッ!ゲェェェエエエコオ!!」
音の洪水。
いや、これはもうライブです。

しかも野外フェス。夜通し開催。
田んぼ沿いに住んでる人はわかるでしょ?
最初は「うるさいな〜」って思うんだけど、
2週間もすると慣れてきて……
そのうち子守唄になるんだよな。不思議。
🦎ヤモリは家族(?)

そして、家の中に現れるヤモリ。
最初は「ギャー!なにこれ!!」ってなる。
でも、熊本歴が長くなるにつれ気づく。
ヤモリ=「家守(やもり)」=家の守り神
虫を食べてくれるし、人間に害はない。
ある日、リビングの壁でじっとしてる姿を見て、
「お疲れさまです」って声をかけるようになったら、もう立派な熊本人。
🧴虫刺され薬、各部屋に常備せよ。

熊本の家に1つじゃ足りません。
虫刺され薬は玄関・寝室・リビング・トイレに常備。
蚊に刺された瞬間に対応できないと、
かゆみMAX→寝不足→機嫌最悪→翌日仕事に支障。
もはや「虫刺されケア」は生活インフラのひとつ。
今年もムヒが大活躍。
結論:虫が出るのも、全部まとめて「熊本の夏」!
文句言いながら、なんだかんだ楽しんでるんです。
虫もカエルもヤモリもいる、自然豊かな熊本の夏。
汗だくになって草むしりして、
夜は蚊取り線香を焚いて、
虫の声とカエルの合唱を聞く
……これが、熊本の夏のリアル。
派手さはない。だけど、自然と生きてる感じがする。

だからこそ、夏の終わりはちょっと寂しい。
虫もカエルもいなくなると、なんだか静かすぎて落ち着かない。
今年もまた、自然との戦いがはじまる——
さあ、ムヒ持って、夏に挑もう。










