エアコンがない家がまだ多い

〜文明 vs 北の大地、まだ北の勝ち〜

どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。

夏が来た。

最高気温が30℃を超えた。

扇風機がフル稼働している。

そして、道民がこぞって言い出すのがコレ。

そう、2025年の今でも

エアコンがない家、多いんです。

「エアコン?いる?いらなくない?」文化

道民の家庭に昔からあるこのセリフ。

「エアコン?……いや、北海道は1年で“暑い日”が10日もないから」

はい、それ、昭和の話。

温暖化により、今は“30℃超えがふつうに何日も来る”ようになってます。

でも根強く残ってるのがこの意識。

・「昔は扇風機で充分だった」

・「網戸開けたら涼しいし」

・「夜は冷えるからいらないでしょ?」

・「夏、短いしね」

実際のエアコン普及率、まだまだ低い


道央・道南エリアでようやく半分近く。
道北・道東ではまだまだ扇風機勢が多数派。

つまり、「真夏日に家で汗だく生活」してる人が、今も普通にいる。

そしてこう言います。

「いや〜今年の夏、ヤバいわ〜」
(毎年言ってる)

エアコンがない家庭の夏の過ごし方

・カーテン閉めっぱなし(遮光100%)

・扇風機2台+アイスノンでクロスファイア

・水風呂導入

・寝る前にタオルを冷凍庫で冷やす

・「とりあえずイオン行くか」で回避

でも何よりスゴいのは、

みんな「エアコンなし=しょうがない」で納得してる感。

エアコンがある家=「勝ち組」扱い

最近は新築住宅やマンションにエアコンが最初からついてることも増えてきた。

そして、こうなる。

・友達:「え、家にエアコンあるの!?ずるっ!」

・親:「エアコン付きって…なんか贅沢じゃない?」

・子ども:「今日〇〇くん家でゲームやってくる(=涼しいから)」

・来客:「うわ〜涼しい……帰りたくない」

そう、北海道においてエアコンとは“文明の象徴”

一度味わったら、もう戻れない。

でも、導入には踏み出せない人も多い。

理由はシンプル。

「どうせ夏、短いからね」

……いや、暑いのは短くても地獄でしょ!?

結論:北海道はまだ「エアコン=贅沢品」な空気、残ってます

全国的に「エアコンなしとか無理じゃん」な時代でも、

北海道ではまだ、

「いける。夜涼しいし。」

という謎の耐久スピリットが健在。

でも気づいてきたんです。

夏は確実に“変わってきてる”と。

30℃超えは年に何日もあるし、夜も蒸す日が出てきた。

だから道民は、今年もこう悩む。

「今年こそエアコンつけようかな…」