〜やっときた、洗濯ストレスゼロのご褒美期間〜
どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。
6月。札幌も旭川も帯広も、ようやく“あの時期”がやってきました。
冬の間、部屋干し+除湿器フル稼働だった道民たちが、
カーテンを開けて、空を見上げて、風を感じながらこうつぶやく。
「よし、今日は干せる!!」

そう、ついに――
“洗濯物がちゃんと乾く季節”がやってきたのです。
北海道の洗濯事情、なめたらいけない
北海道の冬、洗濯事情がめちゃくちゃ過酷なのをご存知でしょうか。
・外は氷点下、干したら凍る
・部屋干し→湿度100%コース(結露すごい)
・暖房で強制乾燥→生乾き臭チャレンジ
・室内に洗濯物が常設=生活感1000%
そんな中を生き抜いてきた道民たちにとって、
「外干しができて、しかもちゃんと乾く」という状況は、感動級の奇跡。
乾く、しかも「パリッと」乾く

風がカラッとしてて、気温20〜23℃前後、湿度は低め。
これ、全国洗濯指数ランキング上位の環境です。
・バスタオル:2〜3時間でパリッ
・Tシャツ:太陽の香り付きでフワッ
・ジーンズ:ちゃんと乾く(←重要)
・布団:干せる!しかもフカフカ!
この時期になると、洗濯機の稼働率がMAXを超えます。
“洗濯ハイ”に入った主婦(と一部のお父さん)が
「洗えるもの全部持ってこい!」
と叫び出すレベル。
本州から来た人に「なぜそんなに喜ぶの?」と言われる
本州出身の知人に聞かれました。
「北海道の人って、外干しに命かけてない?」
Yes!かけてます。
だって、こんな気持ちいい外干しシーズン、年に2か月くらいしかないんだもん。
・冬 → 凍る
・春 → 風が冷たくて乾かない
・秋 → 雨が多い
・梅雨 → ないけど“蝦夷梅雨”ある(第17弾参照)
だからこそ、この6〜7月前半の「ちょうどいい季節」に洗濯することが、
北海道民にとって“喜びの儀式”なんです。

布団フカフカ嬉しい~
道民が外干しに出るときのテンション
・「よ〜し、今日はまとめていくぞ!」
・「この風、いいわ〜乾くわ〜」
・「あっという間に乾いてる!ヤバッ!」
・「……なんか、人生うまくいってる気がする」
外干しひとつでメンタル回復。もはや自然療法。
結論:北海道の初夏は、洗濯物にとっての“桃源郷”
6月中旬〜7月前半。
北海道は暑すぎず、湿度も少なく、日差しも優しく、風も気持ちいい。
この時期、道民は外干ししながら心でこう思っています。
「北海道に住んでてよかった…」
雪かきも、凍った路面も、ストーブ生活も、全部許せる。
そう思えるくらい、洗濯物がカラッと乾く日って、最高。











「もう、毎日洗いたいもの全部洗いたいわ……!」