ロマンチックな名前なのに、現実はプチ地獄
どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。
秋が深まり、朝晩の気温がぐっと下がってきたある日。
外を歩いていると、何やら白いものが舞っている。
「あれ?もう雪?」

……いや、違う。
雪虫(ゆきむし)だ。
雪虫とは?
正式にはアブラムシの一種。
白い綿のようなものをまとって飛ぶので、
遠目には小さな雪片が舞っているように見える。
道民の間では「初雪の少し前に現れる」と言われる、冬の使者。

ロマンチック?
いやいやいや、実際に遭遇すると。。。
大量発生の現場はこんな感じ
・空気中にフワフワ漂う白い粒
・歩いてるだけで顔や髪にベタベタ付く
・自転車乗ったら前が見えないレベル
・黒い服なんて着てたら…もう雪虫だらけ
道民:「わぁ〜…いやぁああああ!!」

街の人々のリアルな反応
「うわっ、顔についてる!取って取って!」
「コートにめっちゃついたんだけど!」
「この道、雪虫渋滞だわ…避けようがない…」
帰宅して玄関で服をはたくと、
白いモヤモヤがブワァっと舞うのを見て、
「あー…今日もやられたわ…」とため息。
毎年恒例の“雪虫ニュース”
ローカルニュースでおなじみのフレーズ:
「本日、市内各地で雪虫が大量発生しました」
→ アナウンサーが「車の運転にはご注意ください」と真顔で言う。
道民はテレビを見ながら笑います。
「いや、もう全員体感してるって。」
道外民との会話
東京の友達:「雪虫ってなに?かわいいの?」
道民:「見た目はね。実際は顔面アタックしてくるやつ。」
東京:「え、そんなに飛んでるの?」
道民:「マスクとメガネないと地獄。」
結論:雪虫は“冬の知らせ”と“秋の試練”を同時に運んでくる
ロマンチックな名前にだまされるな。
北海道の秋、雪虫が大量発生する日は――
・洗濯物は外に干せない
・黒い服は避けろ
・外歩きは覚悟を決めろ
そして、夕暮れ時に街灯の下で舞う無数の雪虫を見上げながら、
道民はつぶやくのです。
「あ〜…もうすぐ冬だなぁ。…でも、取れねぇんだよこれ!」










