紅葉と雪、同じ画面に収まる不思議
どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。
9月後半から10月初旬、紅葉が美しくなりはじめたころ。
テレビのローカルニュースで突然こんな映像が流れます。
「大雪山系・黒岳で初雪を観測しました」

……え?
「紅葉まだ見に行ってないんですけど!?」
そう、北海道では秋真っ盛りでも、
山の上ではもう“冬”が始まることがあるんです。
下界は秋、山頂は冬
札幌市内:最高気温20℃、Tシャツ+カーディガン
旭岳山頂:氷点下、霜柱、そして…雪!
観光客:「紅葉見に来たはずなのに雪が…!」
道民:「あー、もう降ったか。今年も早いな。」
山の景色がこうなります。

紅葉の赤・黄
山頂の白
この組み合わせ、北海道ならではの“季節ミックス”アート。
登山・ドライブ勢が慌てる季節
「紅葉ドライブしよう!」と峠へ向かうと――
看板:「この先冬タイヤ装着を」
カーブ:「凍結注意」
ラジオ:「山間部では雪が積もる恐れがあります」
道民ドライバー:「まだ夏タイヤなんだけど!!」
→ 引き返す or コンビニで作戦会議。
登山者も、秋用の装備で出かけてしまって後悔します。

「え、山頂マイナス気温じゃん…手袋いるやつじゃん…」
毎年恒例のニュースコメント
ニュースの街頭インタビュー:
「もう初雪ですか、早いですねぇ〜」
「やっぱり北海道だなぁと思いますね」
「タイヤ交換…急がないとですね」
そう、山の雪が、道民の冬モードスイッチを入れるんです。
道外民がビックリするポイント
本州の友人:「え、まだ10月なのに雪?」
道民:「山はね、もう降るんだわ。」
本州の友人:「じゃあ市街地もすぐ?」
道民:「いや、平地はまだ秋だけどね。これが北海道のズレなんだわ。」
結論:山は“ひと足早い冬のお知らせ係”
北海道の秋は短い。
そして山の雪が、その短さをいつも実感させてくれる。
紅葉を眺めながら遠くの山頂を見上げると、
うっすら白くなっていて、
道民はちょっと笑いながらこうつぶやくのです。
「おーい、まだ秋やらせてくれよ〜!」










