〜10月なのに、指が勝手にスイッチへ…〜
どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。
紅葉が見頃を迎え、朝晩の気温が一桁台に差しかかるころ。
道民の家の中では、毎年繰り広げられる静かな戦いがあります。
そう、
「ストーブを点けるか、まだ我慢するか」問題。

朝、布団から出た瞬間の衝撃
・室温:11℃
・窓から入る風:ひんやりを超えて冷気
・フローリング:氷点下かと思うほど冷たい
・息:「…白くね?」
この時点で、道民の脳裏にチラつくのです。
(ストーブ、押すか……?)
でもまだ10月、理性がささやく
「まだ早いべ、11月までは頑張れ」
「まだ本格的な冬じゃないし、灯油もったいないし」
「去年は確か10月下旬に点けたし」
頭ではわかってる。
まだ“秋”のはずだと。
「ストーブ誘惑ポイント」

朝の着替え時 → 「寒っ…!」で心が揺らぐ
風呂上がり → 湯冷めしそうでスイッチに手が伸びる
夜のリビング → 毛布+靴下でも足りない
「一回だけ…一回だけ点けようかな…」
このセリフ、道民が毎年口にする名言です。
ついに“敗北”する瞬間
ガチャッ。
カチッ。
ゴォォォ……とストーブが唸る。

「ああ……天国……」
一度火が入ったら、もう戻れない。
「我慢すればよかった」なんて気持ちは消え去り、
暖かさに全てを委ねる。
そして家族全員が口をそろえて言います。
「いや〜、やっぱストーブは正義だわ。」
周りとの会話あるある
職場で、
A:「昨日の夜、点けちゃったわ」
B:「え、まだ10月だべ?俺も迷ったけど…」
C:「いや、うちももう無理だった。負けたわ。」
この会話、毎年繰り返される“点火報告会”。
結論:北海道の秋は「ストーブとの心理戦」
・まだ早いとわかっている
・灯油代のことも頭をよぎる
・でも朝晩の寒さが理性を崩す
だからこそ、道民は今日も戦っています。
「まだ秋。まだ耐えられる。」
そう言い聞かせながら、ストーブ前で毛布をかぶって震えているのです。
……そして結局、ある夜にポチッと押すんですけどね。
「だって寒いんだもん。」










