どうも、「熊本の秋は胃袋から攻略する平川」です。

いや〜、9月に入ると空気もどこかしら軽くなってきて、
「秋やねぇ」って口にする回数が増えるんですけど、
同時にお腹の方も
「そろそろ何か美味しいの食べさせろ!」
って訴えてくるんですよ。
そう、秋といえば味覚の季節。
熊本でも、この時期になると家族連れが大挙して
果樹園に押し寄せるイベントがあります。
それが「味覚狩り」
ぶどう、梨、栗といったラインナップを前に、
人はなぜこんなにもテンションが上がってしまうのか。
今回はその魅力を、熊本のスポット紹介も交えながらお届けします
熊本人の秋は“果物ハンター”から始まる

まず最初に声を大にして言いたい。
「熊本人は秋になると果物ハンターになる」
普段はのんびりしているあのお父さんも、
ぶどう狩りの日だけは朝から張り切って運転手を買って出る。
お母さんは軍手とクーラーボックスを準備し、
子どもたちは「どれが甘いかな!?」と目を輝かせる。
これが熊本の秋のファミリー像です。
ある意味、運動会より熱量が高いんじゃないか?と思うくらい。
ぶどう一房を獲った瞬間の子どものドヤ顔、
梨を頬張った時の「あまっ!」って叫び声、
栗のイガを初めて素手で触って泣きそうになるあの表情。
全部ひっくるめて、秋の風物詩なんです。
熊本で行くならココ!味覚狩りスポット紹介
さて、「実際にどこに行けばいいの?」という方に、いくつか代表的なスポットをご紹介しましょう。
山鹿市周辺のぶどう狩り
熊本県北部の山鹿は、温泉だけじゃなくて果物の宝庫。特にぶどう農園が点在していて、巨峰やシャインマスカットなんかを味わえます。ぶどう棚の下を歩くだけで甘い香りに包まれて、「ここは楽園ですか?」って気分になる。子どもが一粒食べて「おかわり!」と言い出したら、もう止まらないコース確定です。
おすすめスポット:
吉次園(ぶどう・梨狩り)

住所:熊本県宇城市松橋町竹崎1975-1
熊本市内から車で約40分。
黒ぶどうやピオーネが人気で、甘さと粒の大きさに驚かされます。園主さんが果物の見分け方を教えてくれるのも魅力です。
観光農園 吉田農園(ぶどう狩り)

住所:熊本県宇城市松橋町竹崎1975-1
熊本市内から車で約40分。
黒ぶどうやピオーネが人気で、甘さと粒の大きさに驚かされます。園主さんが果物の見分け方を教えてくれるのも魅力です。
●宇城市の梨狩り
宇城市松橋や豊野あたりは、梨農園が多いことで知られています。
大きな梨を収穫して、その場でガブリ!
果汁が手を伝って肘まで垂れてきても、
「それが醍醐味やろ」って笑いながら食べるのが熊本流。
お父さんの白いシャツはたいてい犠牲になりますが、それもまた家族の思い出。
おすすめスポット:
藤本観光梨園

住所:熊本県宇城市松橋町豊福2180
9月〜10月にかけて大ぶりの梨が楽しめる観光農園。
みずみずしい果汁と爽やかな甘さは格別。梨好きにはたまらないスポットです。
藤本観光梨園(宇城市豊野町)
:梨狩りだけでなく、時期によってはぶどうも楽しめる総合フルーツ園。
美里町・山都町の栗拾い
栗といえば阿蘇外輪山のふもと、美里町や山都町あたりの農園が有名です。足元にごろごろ転がる栗、でも油断するとイガにやられて「イテッ!」。でもその苦労を乗り越えてゲットした栗で作る栗ご飯は、そりゃもう最高。秋の夜長に熱々の栗ご飯とお味噌汁で一杯やれば、ジンギスカン先輩も無言でうなずくしかありません。
おすすめスポット:
栗山観光栗園

住所:熊本県山鹿市鹿北町芋生乙1515-5
栗の木が立ち並ぶ山鹿の栗園。イガから取り出す作業も体験でき、子どもたちにとってはちょっとした冒険気分。秋の自然と触れ合うにはうってつけです。
味覚狩りはスポーツだ!

「ただ果物を食べに行くだけでしょ?」と侮るなかれ。
味覚狩りは一種のスポーツです。
しゃがんで梨を取る、背伸びしてぶどうをカットする、イガから栗を取り出す。
普段使わない筋肉を総動員。お父さんお母さんは翌日、筋肉痛で「昨日は楽しかったけど体が痛い」ってなります。ジンギスカン先輩的には、秋の味覚狩り=家族全員参加型のアウトドア筋トレイベント、という位置づけです。
SNS映えも忘れずに

最近はどこの果樹園もフォトスポットを用意してくれてます。
ぶどう棚の下で「いただきま〜す!」って笑顔ショット
梨を両手で持って顔と比べて「でかっ!」ってポーズ
栗の山に子どもが埋もれる写真。
こういうのをSNSに上げると、「いいね!」がザクザクつく。
熊本の秋をアピールするには最適です。
ジンギスカン先輩も毎年「食ってるだけなのに、なぜか映える」写真を撮られがちです。
帰宅後のお楽しみ
味覚狩りの醍醐味は現地で食べることだけじゃない。
持ち帰った果物をどう楽しむか。
例えばぶどうは冷やしてデザートに、
梨はすりおろしてシャーベットに、
栗は渋皮煮やモンブランケーキに変身。
お母さんの料理スキルがフル発揮されるタイムです。
ここで「料理が面倒…」と手を抜くと、子どもたちからブーイングが飛ぶので要注意。
でも、秋の食卓が華やかになる瞬間って、やっぱり嬉しいですよね。
まとめ:秋の熊本は“果物王国”やった!

結論を言いましょう。
熊本の9月〜10月は「果物王国」です。
ぶどうに梨に栗、どれを取っても「おいしい」と「楽しい」がセットになってやってきます。
家族でワイワイしながら自然の恵みをいただく…これぞ最高の秋の過ごし方。
しかも、帰りに温泉に寄れば「味覚+温泉」の最強コンボまで楽しめるんですから。
「秋に熊本で果物狩り行かんのは損してる!」と断言します。
さあ、今週末はクーラーボックス片手に、
熊本の果樹園へ出かけてみませんか?
ぶどう、梨、栗が「待っとるばい!」と叫んでますよ。










