祭りなのに、焼き肉が本気すぎる件
どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。
8月中旬、町内会の広場や小学校のグラウンドに響き渡るあの音
「炭坑節」 or 「北海盆唄」
夏の終わり、北海道の“盆踊り文化”がピークを迎える時期です。

提灯が灯り、子どもたちは浴衣で金魚すくい、
輪になって踊るおじいちゃんおばあちゃん…
だけどその横で、めちゃくちゃいい匂いが漂ってくる。
そう、
「ジュウゥゥゥ〜……」
ジンギスカン焼いてるーーーッ!!

北海道の盆踊り=「踊る」と「焼く」が両立してる祭り
他県:「焼きそば・たこ焼き・フランクフルト・かき氷」
北海道:「+ジンギスカン(ガチのやつ)」
・鉄板は本気の業務用
・炭火でラム肉焼いてる
・味付き派と塩派の両方ある
・キャベツ山盛り+もやしドサッ!
・煙モクモクで、提灯の明かりが霞んで見える
もはや「屋台飯」じゃない。
“本格焼肉”が踊りのBGMにされてる。
匂いの吸引力が異常
踊ってる人:「…ラムの匂いすごくね?」
並んでる人:「踊りとかどうでもよくなってきた」
係の人:「踊る前に買ってってー!」
その香りは風に乗って町内中に広がり、
気づけば踊りの輪よりも、ジンギスカン行列のほうが長くなってることも。
「もう盆踊りっていうかジンギスカン大会だなコレ」
って誰かが必ず言う。
道外民が混乱するポイント
道外から来た人:「……え、盆踊り会場でラム焼いてるの!?」
道民:「うん、毎年恒例だよ」
道外民:「ラムって道端で食べるもんなの!?」
道民:「食べる。“外で焼く”が正義だから」

そう、北海道では屋外×肉=自然な組み合わせ。
それが祭りと融合すると、こうなるのです。
踊ったあとにビール片手にジンギスカン、優勝
・子どもたちはかき氷片手に輪投げ
・お父さんたちは焼酎とジンギスカンで晩酌スタート
・町内会の人が「肉もう1皿いく?」と優しさ全開
・太鼓の音と炭の音がシンクロする奇跡
そしてラストの「ふるさと」合唱の頃には、
全員いい匂いに包まれてて、もはや服がラムタレ染み。
道民:「これが、うちの“夏の終わり”だよなぁ」
結論:北海道の盆踊りは「踊る×食う」のハイブリッド文化
提灯の下、踊る人と、焼く人と、食べる人が共存してる。
そしてその中心にいるのが、ジンギスカン。
「夏祭りなのに肉が主役?」
違います。
肉が主役だから“夏祭り”なんです。
そして今日も町内のどこかで、煙が上がり、
誰かが言っているはず。
「あ〜今年も盆踊りの季節、きたなぁ〜!」










