〜見た目は夏、体感は初秋〜
どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。
夏といえば、花火大会。

浴衣着て、うちわ持って、縁日でラムネ飲んで…
そんな“夏の風物詩”を味わおうと、道民たちも気合いを入れて出かけます。
でもね、
北海道ではこうなるんです。
「寒っっ!!」
そう、浴衣では対応しきれない冷気が花火の後半から襲ってくるのです。
「昼は夏」だったのに「夜は秋」
たとえば、7月末の某・道内花火大会。
・日中 → 最高28℃、汗ばむ陽気
・夕方 → 風が出てきて「あれ?肌寒い?」
・夜7時 → 花火スタート「寒っ…!」
・夜8時 → 手が冷たい、鳥肌、全員黙る
そのとき浴衣姿の人々はどうなるか?
→ 腰にカーディガン、肩にストール、最後は誰かの上着を奪い合い。
「風情台無し」?
いや、命が大事。
花火より羽織が話題になる現場、
彼氏:「寒い?」
彼女:「寒い(震)……」
彼氏:「俺の上着着る?」
彼女:「うれしい(でも浴衣の意味とは)」
周りを見ると、
浴衣の上にパーカー着てる女子、
ストールぐるぐる巻きで焼きそば食べてる男子、
毛布を持参している家族連れ(←正解)。
花火より“防寒対応力”がその場のステータス。
「北海道の花火大会は夏とは限らない」と知る
本州の花火大会:
→ 暑すぎて汗だく、浴衣が重い、団扇が必須
北海道の花火大会:
→ 日が落ちた瞬間に冷え込み、膝掛けとホッカイロが恋しくなる
観光客:「えっ、みんななんで羽織り物持ってるの!?」
道民:「浴衣だけで来たの?マジで!?(驚愕)」
そう、道民は“夏でも夜寒い”ことを骨身にしみて知ってる。
それでも浴衣を着たい。だから羽織を仕込む。

道民女子の装備術:
浴衣の下にヒートテック(え、7月なのに?)
バッグにウルトラライトダウン(あれ?UNIQLO!?)
足元はサンダルだけど靴下持参
扇子ではなくミニ毛布を開くタイミングを見計らう
夏イベントなのに“秋支度”してる感、道民の矛盾力すごい。
結論:浴衣だけで花火大会に挑むと、季節に負ける
北海道の花火大会は、“幻想と現実のせめぎ合い”。
見た目は夏らしく、
気温は秋めいて、
最終的には防寒が勝つ。
だから道民は今日も、こうアドバイスします。
「浴衣はいいけど、羽織は絶対持ってけよ」
そして花火の最後に「わぁ〜キレイ……」と同時に、
ポケットからそっとカイロを取り出すんです。










