夏の北海道、甘さと香りで勝負します
どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。
7月〜8月の北海道で“食の話”をすると、もうだいたいこの二つに集約されます。
トウモロコシ

そして、メロン。

この2大スター。
そう、夏の主役は海でも山でもなく、
「甘い系」なんです。
道民はこの時期になると、自然とこの2大スターに人生を委ねていくのです。
「トウキビ」の香り=夏のはじまりの合図
北海道ではトウモロコシのことを「トウキビ」と呼びます(これ大事)。
・スーパーの入り口で山積み販売
・農家直売所の前に「朝採りトウキビ」の手書き看板
・町内のお祭りでは、炭火焼きトウキビの香りが漂う
道民:「あ〜この香りきたら、もう夏だわ〜」
焼いた香りと醤油の焦げた匂いだけで、
白ごはん2杯いける人、多数存在します。
とにかく「甘い」。
もうスイーツの領域
朝採れのトウキビは、茹でると――
びっくりするほど甘い。
「え?これ砂糖入れた?」レベルの糖度。
しかも最近は「ピュアホワイト」とか「雪の妖精」とか、
白くて生でも食べられる激甘トウモロコシも人気。

※写真は雪の妖精
道民:「トウキビって…デザートじゃないの?」
本気でそう思う時があります。
一方のメロン、王者の風格
・夕張メロン(キング・オブ・メロン)
・富良野メロン(バランス型イケメン)
・月形メロン(コスパ良しの実力派)
・らいでんメロン(道民に愛され続ける安心感)
どれをとっても、「甘い・でかい・香りがヤバい」。
道民の家庭ではこの時期、
「冷蔵庫にメロン半玉放置してある」が日常。
そして親戚からメロンが3玉届いたときの一言:
「……冷蔵庫、詰むな」
メロン×ソフトクリーム=最強タッグも登場
道の駅や観光地では、もはや定番となった
「メロンの中にソフトクリーム乗ってるやつ」。

・映える
・うまい
・冷たい
・糖分過多
→ 最高。
食べたあと、だいたいみんな無言になります。
満足しすぎて言葉が出ないんです。
道民の夏の冷蔵庫はこうなる
茹でたトウキビ3本
冷えたメロン1/2カット×2タッパー
ついでにカットスイカと冷やしトマトも常備
それを見た来客が言います。
「え、ここ果物屋?」
道民:「ちがう、これ“夏の北海道”の冷蔵庫だから」
結論:北海道の夏は「甘さで季節を味わう」
海鮮も肉もいいけど、
北海道の“真夏の主役”は、トウキビとメロン。
甘さと香りで、「ああ、夏が来たんだな〜」と五感に訴えてくる。
だから今日も、道民はこうつぶやきます。
「今年のトウキビ、当たり年だわ」
「メロン、冷えてるの一番いいやつ」
これが、北海道の夏の美味しすぎる日常です。










