冷房のない学校で授業中に「窓全開」

〜風、頼みの綱〜

どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。

7月の北海道、夏真っ盛り。
日中は気温が30℃近くになることもザラに。

でも、北海道の学校は――
まだ“冷房なし”がデフォルト。

授業スタイル=窓全開+うちわ
教室の風景、想像してみてください。

・窓という窓が全開
・扇風機がガーガー言いながら首を振っている
・先生が汗だくで黒板に板書
・生徒は団扇をあおぎながらノートを取る

これが、北海道の夏の「標準授業スタイル」。

その光景を見た道外の人はこう言う・・・

「えっ、エアコンないの!?今どき!?」

道民:「……うん、うちの学校まだなんだわ」

学校側の本音:「夏は短いし、冷房なくても何とかなるっしょ」

でもその文化がいまだに根強くて、

・学校の設備投資が後回し
・教室は南向きで日当たり抜群(地獄)
・黒板の前が一番暑い(教師泣かせ)
・「うちわ持参OK」の謎ルールが成立

先生:「ちょっと風あるからマシだね〜」
生徒:「……マジすか?」

扇風機だけが頼りの命綱

・首振り角度の争奪戦
・窓際生徒は「風通し最強ポジション」
・教卓に置かれた特別ファン(先生専用)
・後ろの席、ほぼ無風→沈黙の地獄ゾーン

北海道の学校は、扇風機の位置で学力が左右される。

しかも「夜は涼しいから」の理屈でエアコン見送り
道民:「エアコン導入してほしいな〜」
教育委員会:「でも夜は涼しいから、窓開けたら大丈夫だよね?」

日中の30℃で溶けるのが問題なの!!
夜が涼しかろうが、午後イチの授業は拷問の時間割。

生徒:「先生、眠いっす…」
先生:「私もだよ……(汗だく)」

道外民からの驚きあるある

東京の親戚:「北海道って涼しいから学校に冷房いらないんでしょ?」
道民:「いや、いるから!!今暑いのよ!!」
本州民:「でもこっちは35℃とかだしね…」
道民:「こっちはエアコンないんだってば!!!」

このすれ違い、毎年起きてる。

結論:「窓開けとけばいい理論」、そろそろ限界

北海道の夏も変わってきた。
日中30℃超える日が続くことも珍しくない。
なのに、学校はまだ昭和スタイルのまま。

結果
・窓全開
・うちわ必須
・扇風機フル回転
・眠気と暑さとの戦い

でもそんな中でも、道民の子どもたちは言います。

……それ、ちょっとわかる。