〜いや、まぁ…確かに涼しいけどさ〜
どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。
夏、特に7月〜8月になると、道外の友人・知人からこう言われるんですよ。
「北海道って涼しくていいよね〜!」
「避暑地でしょ、マジ羨ましい!」
「エアコンいらないんでしょ?最高じゃん!」
……えーっとね。
それ、だいたい合ってるけど……
ちょっと語弊がある!
たしかに本州と比べたら“楽”です
そりゃあ、比較すればね?

東京:最高気温35℃、湿度85%、駅のホームで溶ける
大阪:夜になっても30℃、風は熱風
名古屋:湿度で呼吸が重い
北海道:最高30℃前後、湿度もそこまで高くない、夜は20℃以下に下がる
道民:「こっちは夜、タオルケット1枚で余裕だよ」
うん、これは避暑地って言われても仕方ない。
実際、道外からの観光客が「ここだけ天国」と言って日陰で昼寝してるのも見かける。

でも、道民は“それなりに”苦しんでいる
「涼しくていいよね」って言われるたび、道民の脳裏にはこう浮かびます
エアコンがないのに30℃超えしてる我が家
朝晩の寒暖差で風邪ひく子ども
網戸に張りつく巨大アブと戦いながら寝る夜
「暑さに弱い体」だから27℃でもつらい
そう、“体が暑さに慣れてない”という重大な弱点がある。
だから、30℃超えただけで死にそうになる。
道民:「30℃超えたらもう、仕事にならないって」
道外の人:「うち毎日35℃だけど?」
道民:「知ってる。でも無理なもんは無理!!」
「避暑地=快適」ではなく「夏が短い=詰め込みすぎ」
よくある誤解がこれ。
「北海道=涼しい=のんびりできて羨ましい」
……ちょっと待ってください。
こっちは夏が短すぎて、逆にめっちゃ忙しいんですよ!?
週末は全部BBQ・キャンプ・イベントで埋まる
・晴れた日は「家にいるのがもったいない」病発症
・庭の草は1週間でジャングル化
・冬の分まで遊ぼうとして体力限界
「避暑どころか毎週アクティブ修行」状態なんです。
本音:「でも、まぁ…ちょっと自慢です」
文句っぽいことも言ったけど、
やっぱり夜風が涼しいときや、エアコンなしで寝られた朝にはこう思うんです。
「……やっぱ北海道の夏って最高かもな」
だから、「北海道いいな〜!」って言われると、
なんだかんだ嬉しくて、
「でしょ〜!今度おいでよ!」

って返しちゃう。笑
結論:北海道は“避暑地”
…だけど、道民は涼しさだけで暮らしてるわけじゃない!
夏は短いけど濃密
涼しいけど寒暖差ありすぎ
虫は少ないけどアブとスズメバチがガチ強い
自然が美しいけど突然の豪雨もある
エアコンいらない日もあるけど、暑い日は地獄
それでも、
「夏だけは、道民になってよかった」と思える季節。
だから道民は、
今日もLINEで道外の友だちにこう送ります。
「マジで今来た方がいいよ、最高だから!」










