〜夏、短いなら飲むしかないべや〜
どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。
7月、札幌大通公園。
午後5時を過ぎると、会社帰りのスーツ姿の人たちが吸い寄せられる場所があります。
そう、ビアガーデン。

もはやこれは「イベント」ではない。
“北海道民の夏そのもの”なのです。
「大通ビアガーデン」は祭りを超えた“宗教”
札幌市民の夏の風物詩、「さっぽろ大通ビアガーデン」。
約1か月間、大通公園の中心部に現れる巨大屋外酒場。
・サッポロ
・アサヒ
・キリン
・サントリー
・世界のビール広場
なんと1丁目〜11丁目まで全部ビール関連で埋まる日もある。

平日でも満席。
金曜は戦争。
雨が降っても、“かっぱ着て飲む”人、ガチでいる。
もうこれは信仰レベル。
「とりあえずビアガで飲もっか」=道民の合言葉
夏の北海道民、スケジュール帳にこう書いてます。
7/○:大通ビアガ
7/△:会社の人とビアガ
7/□:高校の友達と再会ビアガ
8/×:ソロビア(ひとりで行く勇者もいる)
「暑いからビールがうまい」じゃないんです。
「この時期しか飲めないから行く」んです。
つまり、
「気温じゃない、季節の儀式。」
みんな“外で飲む”ことに全振りしてくる
・昼間→30℃でも関係なし
・夕方→風が気持ちよくなってきて最高
・夜→ライトアップで雰囲気増し増し
ビールが進むだけじゃない。
外の開放感×北海道のカラッとした空気×ビールの冷たさ=テンションMAX。
あと、どの席からも
「かんぱーい!!!」
「うぇ〜〜〜い!」
って声が飛び交ってる。マジで誰も疲れてない。
道外から来た人が驚く“静かにカオス”な会場
観光客:「なにこれ?公園が全部ビール会場になってる…」
地元民:「ようこそ、北海道の夏へ」
屋外で、ノーマスクで、長テーブルで、知らない人と肩を並べて飲む。
※しかも超フレンドリー。
「このあとジンギスカン行きません?」
「席あいてますよ〜!」
「道外から来たんですか!?飲みましょう!」
これが北海道の“夏の本気”です。
そして最後は「なまらうまかった〜!」で〆る
飲んだ後、風に吹かれながら「うまかったなぁ…」としみじみ言いながら帰る。
すすきのに流れる人もいれば、
そのままコンビニでアイス買って歩く人もいる。
ビールでお腹はいっぱい。

でも心も満たされてるのがわかる。
北海道の夏、短いから。
だから、1杯にすべてをかけるんだ。
結論:ビアガーデン=北海道の夏の“公式行事”
日が長くて、風が気持ちよくて、外で飲むのが最高に気持ちいい。
だからこそ、道民は全力で楽しむ。
「今日の予定?外で飲む、それだけ。」
これで成立するのが北海道の夏。
大通公園のどこかで、今夜もこう聞こえるはず。
「かんぱーい!!夏、楽しんでこう!!」









