「……まだ明るっ!!」
どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。
6月後半、道民がふと外を見ると、誰もが一度はこうつぶやくのです。
「……まだ明るっ!!」
時計を見ると、19時。
普通なら薄暗くなってくる時間帯。
でも北海道は――
全然明るい。めっちゃ明るい。なまら明るい。

洗濯物もまだ乾いてるし、子どもたちは外で遊んでるし、
車のライトもまだ必要ない。
太陽、働きすぎでは?
本州出身者がザワつく現象
道外から来た人が、初めて北海道の6月を体験するとまず驚くのがこれ。
「え、19時でこの明るさ!?どゆこと!?」
そして道民が涼しい顔で返す。
「うん、夏は夜遅くまで明るいのが普通だよ」

本州では18時台で薄暗くなってくる時期でも、
北海道は19時半でも「ギリ洗濯物取り込める明るさ」が残っている。
この明るさ、本州民には軽くカルチャーショック。
なぜこんなに明るいの?
理由はシンプル。
北海道は緯度が高いから!
日本の中でも北に位置しているぶん、
夏至に近づくにつれ、日の出は早く・日の入りは遅くなります。
札幌の夏至付近のデータを見ると…
・日の出 → 朝4時前
・日の入り → 夜19時30分すぎ
つまり、明るい時間=約15時間半!
道民:「そりゃ1日長く感じるわけだわ」
子どもが帰ってこない。親が困る。
「19時になってもまだ明るい」

→ 子ども:「まだ遊べるよね?ね?」
→ 親:「晩御飯の時間なんだってば……」
このバトル、初夏の北海道全家庭で勃発中。
「夜なのに昼」な視覚情報が、子どものテンションMAX。
最終的に親がこうなる。
「ご飯無くなるよ!!」
BBQ・洗濯・外遊び、なんでも捗る!
この「明るすぎる夕方」、実はメリットも多い。
・仕事終わりに焼肉スタートしても、まだ明るい!
・洗濯物、17時過ぎに干してもそこそこ乾く!
・公園、18時まで人がいる!
・夕方散歩が日中と変わらない明るさ!
道民:「なんか1日得した気分になるんだよね〜」
このテンション、完全に夏モード。
でも気温はそこまで上がってないあたりがまた北海道っぽい。
ただし、朝が早すぎて寝不足民も量産
「明るい時間が長くて最高!」
→ というのは夜型人間にとって地獄の始まり。
・朝4時すぎに日差しが差し込んで目覚める
・カーテン越しでもまぶしい
・起きて時計見て「え、まだ5時!?」
・寝直そうにも鳥が鳴き出してる
「明るいのは夜だけでいいわ……」










