20℃超えると「暑いね〜」って言い出す

〜道民の「暑い」は本州の「春」〜

どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。

5月〜6月、北海道にもついに「半袖で外を歩ける季節」がやってきます。

最高気温、予報では20℃。

するとその日の道民たちの会話はこう。

いや、まだ20度台なんですけど!?

本州だったら「ちょっと肌寒いかも」って言われそうな気温。

でも我々、道民にとってはもう“夏”なんです。

気温20℃台=全国感覚との温度差がすごい

東京の人:「今日は過ごしやすいね〜」

大阪の人:「クーラーなしでも余裕だね〜」

北海道民:「あっつ!!今日やばくない!?」

このズレ、もはや“別の国”。

なぜなら、道民の体が20℃を超える気温に慣れていないから。

冬が長すぎて、5℃〜10℃の中で半年間生きてきた人間にとって、

半袖・短パン・ビーチサンダル、すでに解禁

予報「明日22℃」

道民「よし、夏服出すか」

・半袖解禁

・Tシャツ一枚で街を歩く人、急増

・カフェのテラス席に人が溢れる

・子どもは公園で水遊びスタート

・ビアガーデン席にソワソワする人が現れる

この“夏先取りムーブ”、気温だけ見たらまだ春なのに、完全に夏のノリ。

エアコンの出番はまだだけど「扇風機は出す」

道民:「エアコンはさすがにまだだけどさ…ちょっと風ほしいよね…」

本州の人からすると

「いやいや、エアコンつけるレベルじゃないでしょ」

って思うかもしれないけど、

道民的には「家の中のもわっと感」が限界を超え始めるライン、

それが21℃なのです。

暑いけど、ストーブ片付けたばっかりなんだけど?

5月後半、やっとの思いで「もうストーブ片付けてもいいかな…?」と決意した道民。

でも6月入って20℃台連発になると、

さっきまで灯油補充してたのに、今は麦茶作ってる。

ついこの前まで朝はヒートテックだったのに、今は「外歩くと汗かくからシャツ替え持っていこうかな」って言ってる。

この急変、北海道では完全に日常です。

道外から来た人が困惑する瞬間

6月に北海道に来た本州の観光客。

気温23℃。

本州民:「今日は涼しくて気持ちいい〜!」

観光客:「……え、これで!?」

そうです。

道民の“暑い”は、本州の“ちょうどいい”です。

体感温度フィルター、まったく別物。

結論:道民の「暑い」は、基準が5℃くらい違う

20℃台に突入すると、

・「暑いね〜」連呼

・「もう夏だわこれ」宣言

・「アイス食べたいな…」現象

・「エアコンいるかも?」という言葉が一瞬よぎる

それが、北海道の春〜初夏の風景。

そして、これを聞いた道民以外の人たちが「それで暑いって…(笑)」とつぶやくのも、毎年恒例。

でもこっちは本気で暑いと思ってるんです。