〜制服×名札=春の風物詩〜
どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。
5月〜6月の札幌・小樽を歩いていると、街に明らかな「変化」があるんですよ。
それが──
謎にテンションが高い、団体行動の制服集団。
そう、彼らこそ……
修学旅行生。

どこから来たのか?もちろん本州。
東京、神奈川、大阪、名古屋あたりの中高生たちが、春の北海道に大集結。
そして札幌や小樽を、楽しそうに、ちょっと浮かれ気味に、めちゃくちゃ歩いています。
地元民が「察する」瞬間
・狸小路で制服+名札のグループ発見
・白い恋人パークの売店で「全部買っていい!?」の声
・小樽運河で記念写真を何十枚も撮っている
・朝の大通公園でソフトクリーム食べている
もうね、道民は見ただけでわかるんです。
「……あ、修学旅行だな」
観光パンフレット通りの動き、全力で楽しんでる姿、地元民との温度差。
でもなんか、かわいくて微笑ましい。
札幌・小樽の“修学旅行生ゴールデンルート”
おそらく道外中学・高校の王道コースはこんな感じ:

【1日目】
・新千歳空港着
・白い恋人パーク or サッポロビール博物館
・大通公園でちょっと時間つぶし
・狸小路で爆買い(主にキーホルダーとじゃがポックル)

【2日目】
・小樽へ移動
・運河で集合写真
・小樽ガラスでガチ土産選び
・ルタオのスイーツに群がる
・「北一ホール、なんかエモい〜!」で写真20枚

【3日目】
・羊ヶ丘展望台で「Boys, be ambitious!」を全員で叫ばされる
・飛行機ギリギリまで空港でソフトクリーム
これ、道民なら「あーいるいる!」ってなりますよね?
お店の人たちの“修学旅行対応モード”
札幌の土産物店、小樽のガラス細工屋さん、ルタオのスタッフたち――
この時期になると、みんな口を揃えて言います。
「修学旅行の波が来たな〜」
・まとめ買いする学生にレジで親切に対応
・「予算1000円なんですけど…」に全力で答える店員さん
・おすすめのお土産は~?が飛び交う。
北海道のお店はこの時期、ちょっとだけ“先生感”を帯びます。
道民の心の声:「そんなに感動してくれてありがとう」
正直言うと、道民はこの時期ちょっと誇らしい。
・ラーメンで「うまっ!」って叫ぶ修学旅行生
・初ジンギスカンで「クセあるけどイケる〜」って顔をする男子
・雪の残る山を見て「やばっ、本物の雪じゃん」ってテンション上がる女子
こっちは日常。でも、彼らにとっては非日常。
そのリアクションを見るたび、道民は心の中でこう思う。
「そうだろ?北海道、すごいだろ?」
結論:制服×名札=北海道の春の風物詩
桜が散り、ジンギスカンの煙が公園に漂い、
キャンプ場が寒くて凍えるその頃、
札幌と小樽には修学旅行生という元気のかたまりがあふれている。
大きなリュック、名札、そわそわした態度、そしてキラキラした目。
北海道の5月・6月は、そんな彼らの「青春」が詰まった季節。
道民はそれをちょっと離れたところから見ながら、
「楽しんでいけよ〜」
と心でつぶやくのです。










