どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。
5月の北海道。雪もとけて、桜も咲いて、GWもある。
「よし、今年はキャンプ始めるぞ!」と、道民たちがソワソワし始める季節。

でもここで忘れてはいけないことが一つ。
昼間の暖かさにだまされると、
夜、地獄を見る。
これが、北海道キャンプ初心者あるあるの代表格。
特に5月はガチ。めちゃくちゃ寒い。寝られない。凍える。震える。泣きたくなる。
昼はTシャツ、夜は地獄
昼間のキャンプ場は最高なんです。
・青空
・新緑
・ジンギスカンの香り
・子どもたちが走り回る
・湖とか川がキラキラしてる
「あぁ、これぞ北海道の春キャンプだ〜」なんて言いながら、Tシャツで昼寝とかしちゃう。
……で、夕方。
太陽が沈んだ瞬間、空気が急変。
「ん?ちょっと肌寒いな?」
↓
「あれ?手がかじかんできた?」
↓
「え?もう吐く息白くない?」
そして夜8時。
「ガチで寒い。」
寝袋?
それ夏用?
無理無理無理。

昼間のテンションで「これで大丈夫でしょ〜」と持ってきた薄手の寝袋。
夜になってその判断を全力で後悔する時間が始まる。
シュラフの中でガタガタ震えながら、こう思う。
「え?キャンプって……こんなに過酷な遊びだったっけ?」
マジで寝られない。
体が冷え切って寝付けない。
足先が氷みたい。
下手したらトイレ行きたくても寒すぎて行けない。
そしてテント内でこうつぶやく。

「これもう、冬キャンプじゃん。」
道民ベテランキャンパーの知恵
一方、経験豊富な道民キャンパーは違う。
5月の北海道キャンプをナメてない。完全防寒。
・冬用寝袋(最低使用温度−5℃とか書いてるやつ)
・毛布持参(なんなら2枚)
・ホッカイロ爆盛り
・厚手の靴下&ニット帽装備
・テント内に小型ストーブ持参(火気OKのとこなら)
そう、北海道の5月キャンプは「寒さとの戦い」なのです。
自然を楽しむ?
違います
生き残るんです。
初心者が寒さで寝られない夜の行動パターン
・テント内でスマホで「北海道 5月 キャンプ 寒い 対策」検索
・友達にLINEで「今、寒すぎて寝られない」報告
・車に避難(エンジンかけて暖をとる)
・眠れず夜明け待機(キャンプなのに徹夜)
これ、北海道民のSNSでよく見るパターン。
だいたい最後は
「来年は絶対冬用シュラフ(寝袋)買う。」
で終わる。
朝が来たときの喜びが異常
夜中ずっと寒さに耐え抜いたあと、
朝日が差し込んできて気温が少し上がるあの瞬間。

「あったけぇ……命が助かった……」
マジで生きててよかった感MAX。
朝ごはんのホットコーヒーが人生で一番美味しく感じる時間、それが北海道5月キャンプの朝。
結論:北海道の5月キャンプは「夜が冬」
昼は春。
夜は冬。
それが北海道のキャンプ。
甘く見ると寝られない。
でも、それを知った道民はこうなる。
「次こそ完璧な装備で挑む!」
↓
「でも昼暖かいし、今年はいけるんじゃね?」
↓
「やっぱり寒かった。」
このループが毎年繰り返されている。
北海道の自然は、春になっても優しくない。
だからこそ、生き残った朝が最高に気持ちいいんです。










