どうも、「北海道を知り尽くしたジンギスカン先輩」です。
5月の北海道。
雪もとけて、桜も咲いて、ジンギスカンして、キャンプ場もオープン。
昼はポカポカ陽気で「やっとアウトドアシーズン到来だ〜!」と浮かれる季節。
でも道民は知っている。
この季節、最大の敵は寒さでも虫でもない。
そう。
クマです。
キャンプ場に貼られた恐怖の紙
キャンプ場の受付に貼ってある「クマ出没情報」の紙。

この時期、めちゃくちゃ多い。
・◯月◯日 早朝5時 親子グマ目撃
・ゴミは必ず持ち帰りましょう
・テント泊の際は食料の管理を徹底してください
「いや、いるのかよ!!」
春だからって油断して山入ったら、まだ冬明けの腹ペコヒグマがウロウロしてるシーズンなんです。
冬眠明けのクマ=最も危険な存在
冬眠から覚めたばかりのクマは何が怖いって、
・お腹ペコペコ
・めちゃくちゃイライラしてる
・人間の食べ物の匂いに超敏感
つまり、ジンギスカンの煙とか、焼き肉のタレの香りとか、カップ麺の匂いとか、全部アウト。

「花より団子」?
違います。
肉より命。
クマのニュース、春は毎年の風物詩
北海道のローカルニュースは、春になると高確率でこれが流れます。
アナウンサー:「〇〇町のキャンプ場付近でヒグマの目撃情報が相次いでいます——」
もはや天気予報の次に多い情報。
しかも「住宅街で出た」とか普通にある。
札幌市内でも山が近いエリアはガチで油断できない。
ちなみにジンギスカン先輩の会社スタッフの家の前でもクマに襲われた被害がありました。
道外の人がビビる道民のリアル会話

あ〜出たら出たで逃げるしかないべや

最悪、車で寝ればいいし
この「クマ遭遇前提トーク」が、道外の人には信じられないらしい。
でも道民的には普通。
アウトドアする=クマリスク込み。
北海道の自然は、ロマンとリスクが常にセット。

クマが出る地域での道民の行動パターン
・食べ物をテントに置かない(鉄則)
・クマ鈴、ラジオ、音を出すグッズは常備
・ゴミは絶対持ち帰る
・「ちょっと山入ってみよう」が一番危険
・最終的に「今日はやめとくか…」という英断
道民はこういうリアルサバイバル知識が普通に身に付いてる。
でも、逆に言えばそれくらいガチで危ないってこと。
だからクマ注意報が出ているところには極力いかないでね。
クマと共存してる感覚
北海道に住んでいると、自然=美しいだけじゃないことを思い知らされる。
・四季は短い
・春は寒い
・雪は長い
・クマは出る
この全部込みで北海道。
「自然が豊か」っていう言葉の裏には、「自然が本気を出してくる」という意味もある。
北海道に遊びに来るみなさん。
ジンギスカンの煙を上げる前に、クマ出没情報だけはマジでチェックしましょう。

春のキャンプ場は「山と向き合う場所」であり、「命を守る場所」でもあるのです。
それも込みで大好き北海道
結論:北海道の春キャンプは「寒さ」「雪」「クマ」全部盛り
これがリアル北海道キャンプ。
生半可な装備や知識で挑むと痛い目を見る。
でも、それを全部クリアして迎える朝が、最高に気持ちいい。
それが、北海道民がキャンプをやめられない理由なんです。











キャンプ場、クマ出るかもしれんから注意な〜