
台湾から日本へ旅行や留学、仕事で訪れる人が増える中、「日本での生活や手続きが不安…」「ビザの取得や仕事探しの相談ができる窓口はあるの?」と感じる方が増えています。
そんなときに役立つのが、「日本台湾交流協会台北事務所」です。日本と台湾の交流を促進するために設立されたこの協会は、旅行や留学、就職など、日本に渡航を考えている台湾人に向けてさまざまなサポートを提供しています。
特に最近では、熊本にTSMC(台湾積体電路製造)の半導体工場が進出し、台湾人の移住や就職の機会が急増しています。それに伴い、日本での生活情報を求める人も増えているため、日本台湾交流協会の活用方法を知っておくことが非常に重要です。
この記事では、日本台湾交流協会の概要や活動内容、熊本での就職・生活情報まで詳しく紹介します。これから日本での生活を考えている方は、ぜひ参考にしてください!
日本台湾交流協会とは?

日本台湾交流協会は、日本と台湾の友好関係を深め、交流を促進するために設立された機関です。日本政府と台湾の間には正式な外交関係がないため、大使館や領事館の代わりとして、台湾における日本人の支援や、日本への渡航を希望する台湾人のサポートを行っています。
特に台北事務所は、日本へ旅行・留学・就職を考えている台湾人にとって、さまざまな情報を提供してくれる貴重な窓口です。ビザ申請の相談、奨学金制度の案内、文化交流イベントの開催など、日本に渡航する際に役立つサービスが充実しています。
では、日本台湾交流協会の設立背景や目的、具体的な役割について詳しく見ていきましょう。
設立の背景と目的
日本台湾交流協会は、日本と台湾の関係を円滑にし、交流を促進することを目的に1972年に設立されました。日本と台湾は正式な外交関係を持っていませんが、経済・文化・人的交流は活発に行われており、それを支える役割を担っています。
設立当初は、主に日本と台湾のビジネスや文化交流の橋渡しをする機関として機能していました。しかし、近年ではその役割が拡大し、日本へ留学・就職・移住を希望する台湾人への支援も強化されています。特に、ビザ申請のサポートや奨学金情報の提供、台湾人向けの生活サポートなど、実用的な情報提供も行っています。
また、日本に住む台湾人の数が増えていることを受けて、現地での生活支援やトラブル対応も行っており、台湾人にとって信頼できる窓口となっています。
台北事務所の役割
日本台湾交流協会の台北事務所は、台湾にいながら日本に関する情報を得ることや、渡航に関する手続きを相談できる窓口です。主に以下のようなサポートを提供しています。
①日本への旅行・留学・就職相談
台北事務所では、日本への短期旅行や留学、ワーキングホリデー、就職を考えている台湾人向けに、さまざまな情報を提供しています。特に、ビザの取得方法や日本での生活に関するアドバイスは、多くの利用者が求める情報のひとつです。
②奨学金や教育機関の情報提供
日本への留学を希望する台湾人向けに、奨学金制度の紹介や、大学・専門学校の情報を提供しています。日本政府や民間団体が提供する奨学金制度の詳細や、申請方法についての相談も可能です。
③文化交流イベントの開催
日本と台湾の文化交流を促進するために、台北事務所ではさまざまなイベントを開催しています。例えば、日本の大学や企業が参加する留学フェアや就職説明会、日本の伝統文化を体験できるワークショップなどが実施されています。
日本台湾交流協会の主要な活動内容

日本台湾交流協会は、日本と台湾の関係を深めるために、さまざまな活動を展開しています。経済・文化・技術交流の促進に加えて、台湾人の日本留学や就職支援、日本での生活サポートなど、多岐にわたる役割を担っています。
特に、近年は台湾から日本へ移住・就職する人が増えており、奨学金制度の紹介やキャリアサポート、行政手続きの情報提供など、台湾人が日本で快適に暮らせるように支援する取り組みが強化されています。
ここでは、日本台湾交流協会が具体的にどのような活動を行っているのかを詳しく解説していきます。
2-1.経済・文化・技術交流の促進
日本台湾交流協会は、日台間の関係を強化し、経済・文化・学術分野での協力を深めるため、さまざまな交流事業を展開しています。特に、青少年交流・知的交流・日本語教育・奨学金支援・文化交流・産業連携・日本研究支援など、多角的な取り組みを行っています。
①青少年交流事業
日本と台湾の未来を担う若者たちの交流を促進するため、青少年交流事業を実施しています。長期的に良好な関係を維持するためには、次世代の交流が不可欠であり、日本と台湾の若者が相互理解を深める機会を提供しています。
②日台知的交流事業
日台間の学術交流を促進し、知的ネットワークを強化するために、以下の事業を行っています。
- 日台若手研究者共同研究事業
- フェローシップ事業
- 共同研究助成事業
これにより、研究者同士の協力関係を築き、日台の学術発展に寄与しています。
③日本語教育支援事業
日本語・日本文化を学ぶことで、日本への理解を深め、日台交流を担う人材の育成を目的とした支援事業を実施しています。日本語教師の育成や教材の提供を通じて、日本語教育の発展を支援しています。
④奨学金留学生事業
日本への留学を希望する台湾人学生に向けて、奨学金制度を提供しています。
- 長期奨学金→大学・大学院などでの長期間の学習支援
- 短期奨学金→短期間の研究・研修の支援
この制度を活用することで、より多くの台湾人学生が日本での学びを深めることができます。
⑤広報文化交流事業
台湾における日本および日本文化の理解を促進するため、台北・高雄事務所で各種イベントを開催しています。
- 展示会・公演・ワークショップの開催(主催・共催)
- 台湾での日本文化紹介イベントの実施
- 親日層の維持・形成を目的とした活動
これにより、台湾の人々が日本の文化に触れる機会を増やし、相互理解を深めています。
⑥助成事業(産業・文化・学術交流支援)
台湾との産業連携や学術・文化交流を促進するため、各種助成事業を実施しています。企業・教育機関・文化団体などが実施する交流事業に対し、財政的な支援を行い、日台関係のさらなる発展を後押ししています。
⑦日本研究支援事業
台湾における次世代の日本理解者を育成し、日台関係をさらに強化するため、日本研究の促進を支援しています。
- 日本研究単位プログラムや修士課程・学位プログラムの開講支援
- 日本研究機関の設置支援
- 修士・博士・ポスドク研究者の育成支援
これにより、台湾における日本研究の発展を促し、日台関係を深める次世代のリーダーを育成しています。
2-2.在留台湾人向けのサポート
日本台湾交流協会は、台湾人が日本で円滑に生活し、学び、働くことができるよう、さまざまな支援を提供しています。特に、奨学金支援・日本語教育・文化交流・産業連携の助成事業などを通じて、台湾人の日本定着をサポートしています。
①奨学金留学生事業(台湾人留学生への経済的支援)
日本への留学を希望する台湾人学生を対象に、奨学金制度を提供し、学びの機会を支援しています。
- 長期奨学金(大学・大学院での学習支援)
- 短期奨学金(短期間の研究・研修支援)
この奨学金制度を利用することで、台湾人学生が経済的な負担を軽減しながら、日本で学ぶことが可能になります。
②日本語教育支援事業(日本での生活に必要な日本語学習を支援)
日本で生活する台湾人にとって、日本語の習得は重要な課題です。日本台湾交流協会は、日本語学習を通じた相互理解の促進と、日台交流を担う人材の育成を目的として、日本語教育支援事業を実施しています。
- 日本語教材の提供
- 日本語教師の育成
- 日本語教育機関への支援
この事業を活用することで、日本で生活する台湾人が日本語能力を向上させ、日常生活や仕事に適応しやすくなります。
③広報文化交流事業(台湾人向けの文化イベント・情報発信)
日本台湾交流協会は、台湾における日本文化の理解を深めるために、台北・高雄事務所で展示会・公演・ワークショップなどのイベントを開催しています。
- 日本文化紹介イベントの開催
- 台湾人向けの生活・文化情報の発信
これにより、日本で暮らす台湾人が文化的なつながりを持ち、日本社会により馴染みやすくなるようサポートしています。
④助成事業(産業連携・学術交流の支援)
台湾との産業連携や学術・文化交流を促進するため、日本台湾交流協会は助成事業を実施し、日本で働く台湾人や台湾人留学生のキャリア形成を支援しています。
- 台湾企業とのビジネスマッチング支援
- 学術研究の助成
- 日台間の産業連携を促進するプロジェクトの支援
この助成事業を活用することで、台湾人が日本でのキャリアを築く機会を増やし、長期的な就職・定住につなげることが可能になります。
特に、熊本ではTSMCの影響で台湾人の移住者が増えており、生活情報の需要が高まっています。交流協会を活用することで、日本での暮らしをよりスムーズにスタートできます。
3.日台関係における様々な変化や交流
近年、日本と台湾の関係はますます強まり、経済・文化の面でさまざまな変化が起こっています。その中でも特に注目されているのが、熊本における台湾人の移住・就職の増加です。
その背景には、世界的な半導体需要の拡大と、それに伴う台湾の大手半導体メーカーTSMC(台湾積体電路製造)の熊本進出があります。TSMCの新工場建設により、台湾から多くの技術者やその家族が熊本へ移住し、地元の企業や行政も台湾人向けのサポートを強化する動きが出ています。
ここでは、TSMCの進出がどのように台湾人の熊本移住に影響を与えているのか、そして日本台湾交流協会が関与した具体的なプロジェクトやイベントについて詳しく見ていきましょう。
3-1.TSMC進出と台湾人の熊本移住増加
2021年、台湾の大手半導体メーカーTSMC(台湾積体電路製造)が熊本県に新工場を建設することを発表しました。このプロジェクトは、日本政府の支援を受けて進められ、2024年には本格稼働が予定されています。
この進出により、熊本には多くの台湾人エンジニアや技術者、その家族が移住し、台湾人コミュニティが急速に広がっています。さらに、半導体関連企業だけでなく、地元の銀行、ホテル、飲食業界、行政機関でも台湾人スタッフの採用ニーズが高まっているのが現状です。
①TSMCの熊本進出がもたらした変化
- 台湾人エンジニアの増加→日本での就職を希望する台湾人にとって、新たなキャリアチャンスが生まれた
- 地元企業の台湾人採用ニーズの拡大→半導体業界だけでなく、ホテル・飲食・金融・行政などで台湾人スタッフの需要が増えている
- 台湾人向け生活サポートの充実→行政が台湾人向けの情報発信を強化、台湾料理店やアジア食材店の増加
②熊本が台湾人にとって住みやすい都市に
TSMCの進出により、熊本は台湾人にとって住みやすい環境が整いつつあります。例えば、以下のような動きが進んでいます。
- 台湾人向けの生活ガイドブックの発行(行政・企業が共同でサポート)
- 台湾語対応の病院・行政窓口の増加
- 台湾コミュニティの活性化(イベント・交流会の開催)
今後も、熊本は台湾人にとって魅力的な移住・就職先となる可能性が高まっています。
3-2.日本台湾交流協会が関与したプロジェクト・イベント
日本台湾交流協会は、日本と台湾の関係を深めるために、さまざまなプロジェクトやイベントに関与し、経済・文化・教育の分野で交流を促進しています。特に、熊本における台湾人の増加や産業発展に伴い、教育機関や経済団体と連携した取り組みも進められています。
ここでは、交流協会が関与した最近の重要なイベントやプロジェクトを紹介します。
①日台パートナーシップ強化セミナー
日本台湾交流協会は、JETROや自治体、関連団体と連携し、日台間のビジネス連携を推進するために「日台パートナーシップ強化セミナー」を各地で開催しています。
このセミナーでは、台湾の「アジア・シリコンバレー計画」*や、日本の「スタートアップ育成5カ年計画」などの産業政策をもとに、日台のスタートアップ企業が相互に成長できる仕組みを議論しています。
また、台湾のアクセラレーター(スタートアップ支援機関)と提携し、日本のスタートアップ企業の台湾進出を支援する取り組みも実施されています。
②第24回熊本みらい会経済講演会
2025年2月13日、熊本と台湾の経済交流をテーマにした「第24回熊本みらい会経済講演会」が開催されました。本講演会は、熊本県の経済発展に貢献することを目的とし、熊本における半導体産業の未来や台湾との経済協力の拡大について議論されました。
特に注目されたのが、日本台湾交流協会台北事務所の後藤明経済部主任による講演「台湾からみた熊本の未来」です。この講演では、TSMCの進出を機に熊本と台湾の関係がより強固になっている現状や、今後のビジネス・技術交流の可能性について解説されました。
このイベントは、㈱日本政策投資銀行の主催で行われ、熊本商工会議所や熊本経済同友会が共催。また、熊本県や熊本市、肥後銀行などの地元経済団体も後援し、日台経済の新たな発展の可能性を探る貴重な機会となりました。
③令和5年度日台産業協力架け橋プロジェクト助成事業
日本台湾交流協会は、日本と台湾の産業協力を促進するため、「日台産業協力架け橋プロジェクト助成事業」を実施しています。この事業は、日本の中小企業や地方の産業振興団体を対象に、台湾の企業や団体と共同で商談会や展示会、セミナーを開催する際に、年間最大200万円(最長3年間)を助成するものです。
この助成制度を活用することで、中小企業が台湾市場に進出しやすくなり、地域経済の発展に寄与することが期待されています。特に、熊本の企業と台湾の半導体・製造業企業との連携強化にも活用されており、日台ビジネスの架け橋として重要な役割を果たしています。
④【日本語教育支援事業】高校生向け日本語・日本文化体験講座(基隆)・専門家派遣事業(南郭小・南興小)
日本台湾交流協会は、台湾の小中高校での日本語教育を支援するため、日本語専門家派遣や日本文化体験講座を実施しています。
2024年1月10日、彰化市南郭小で実施された日本語専門家派遣事業では、日本語や日本文化を学ぶクラブ活動の時間に、東京の駅や観光スポットを紹介する授業が行われました。
クラブ活動には2年生から6年生まで26名が参加しており、山手線の駅名を題材にしたひらがな学習や、観光スポットの紹介を通じて、日本語と日本文化の両方を学ぶことができました。
生徒たちは、日本語の文字や発音を確認しながら、日本への旅行への興味を高め、「日本に行ってみたい!」という気持ちを強くした様子が見られました。
4.日台関係の現状と未来
日本と台湾は、長年にわたって強い経済的・文化的な結びつきを持ち、現在もその関係は深化し続けています。特に、近年の半導体産業の発展や人材交流の拡大により、台湾と日本の連携がさらに強化されています。
その中でも、熊本は台湾人にとって移住・就職の面で魅力的な地域の一つとなっています。
- TSMCの進出をきっかけに、半導体関連の仕事が増加
- 熊本県内の企業や行政が、台湾人向けの支援を拡充
- 生活環境が整い、台湾人コミュニティが広がっている
今後、日本と台湾の関係がどのように発展し、熊本が台湾人にとってどのような魅力を持つのかを詳しく見ていきましょう。
4-1.熊本が台湾人にとって住みやすい理由
TSMCの進出をきっかけに、熊本には多くの台湾人技術者やその家族が移住し、地域全体で台湾人の受け入れ体制が整いつつあります。さらに、熊本は自然が豊かで暮らしやすい環境があり、日本での生活を考える台湾人にとって魅力的な選択肢の一つとなっています。
①台湾人向けの生活サポートが充実
熊本では、台湾人がスムーズに生活を始められるよう、行政・企業・コミュニティによる支援が広がっています。
- 行政の取り組み→熊本市や県が外国人向けの生活ガイドブックを発行
- 医療機関のサポート→台湾語対応の病院や通訳サービスが増加
- 住宅情報の充実→台湾人向けの賃貸物件や不動産会社のサポートが進む
②台湾人コミュニティの形成が進んでいる
熊本では、台湾人のネットワークが広がっており、移住後も安心して生活できる環境が整っています。
- 熊本大学台湾校友会の設立→台湾出身の卒業生同士のつながりが強化
- 台湾人向けのイベント→文化交流フェスティバルや交流会が定期的に開催
- SNSやオンラインコミュニティの活用→熊本在住の台湾人同士が情報交換できる場が増えている
③台湾人にとって馴染みやすい環境
熊本は台湾と気候が似ているため、台湾人にとって暮らしやすい土地です。
- 温暖な気候と自然環境→四季がありながらも冬は比較的温暖
- 台湾料理店やアジア食材店が増加→本場の味を楽しめる飲食店が充実
- 親しみやすい地域性→地元の人々が外国人に対して温かく、受け入れの姿勢がある
熊本は、日本で働きたい・暮らしたい台湾人にとって、「仕事」「生活」「コミュニティ」の3つが揃った住みやすい地域になりつつあります。
4-2.今後の展望と課題
熊本はTSMCの進出をきっかけに台湾との関係が強まり、台湾人の移住・就職先としてますます注目されています。しかし、この流れをさらに発展させるためには、いくつかの課題を解決する必要があります。
①台湾人向けの就職支援の拡充
現在、熊本では半導体関連企業を中心に台湾人技術者の採用が増加していますが、さらなる雇用機会の拡大が求められています。
- 多様な業種での雇用機会の創出→製造業以外の分野(観光・IT・サービス業など)での採用促進
- 台湾人向けのキャリアサポート強化→求人情報の発信、職業訓練や資格取得支援の充実
- 企業と台湾人求職者のマッチング強化→熊本県や交流協会主催の就職フェアの開催
②住居・生活環境のさらなる整備
台湾人移住者の増加に伴い、住まいや生活インフラの整備が求められています。
- 外国人向け賃貸物件の拡充→台湾人が借りやすい住宅の提供と契約サポート
- 医療・行政サービスの多言語対応の強化→台湾語・中国語対応の病院や窓口の増設
- 台湾人コミュニティとの連携強化→地域イベントの開催、情報交換の場の充実
③熊本と台湾のさらなる経済・文化交流の推進
熊本は今後、台湾との経済・文化交流をさらに発展させることが期待されています。
- 台湾の企業誘致と投資の促進→半導体関連以外の分野でも台湾企業の進出を支援
- 文化交流イベントの拡大→台湾人が熊本に馴染みやすい環境づくり
- 教育機関との連携強化→熊本大学をはじめ、台湾人留学生向けのプログラム拡充
今後、熊本が台湾人にとって「住みやすく、働きやすい都市」としてさらなる発展を遂げるためには、企業・行政・コミュニティが連携しながら支援を強化することが重要です。
5.情報発信サイト「KINASSE」の紹介
日本台湾交流協会は、日本への渡航や就職、生活サポートに関する情報を提供していますが、さらに詳しい熊本の生活・移住情報を得るには、「KINASSE」もチェックするのがおすすめです。
KINASSEとは、熊本への移住者向けに生活情報を発信するオウンドメディアです。特に、台湾人を含む外国人移住者が安心して熊本で暮らせるよう、行政手続きや住まい探し、仕事情報などを提供しています。
5-1.KINASSEで得られる主な情報
①生活サポート
- 住まい探し(賃貸・購入のポイント、不動産会社の紹介)
- 行政手続き(住民登録、健康保険、ビザ更新など)
- 医療・子育て情報(病院の利用方法、台湾語対応の医療機関)
②観光・グルメ・文化情報
- 「台湾人に人気の熊本観光スポット」特集
- 「熊本のローカルフード」台湾人の口に合う料理をピックアップ
- 「台湾と熊本の文化の違い&共通点」を紹介
③移住者のリアルな声
- 熊本に移住した台湾人の体験談(仕事や生活のリアルな声)
- 台湾人オーナーのお店特集(台湾人経営のレストランやカフェ)
- 1日密着レポート「熊本での台湾人のライフスタイル」を紹介
④仕事・就職情報
熊本での求人情報(特に台湾人向けの仕事)
半導体関連の仕事情報(TSMCや関連企業の採用情報)
起業・ビジネス支援情報(台湾人が熊本でビジネスを始めるための支援策)
5-2.KINASSEを活用するメリット
- 日本台湾交流協会の情報だけではカバーしきれない熊本に特化した生活・仕事情報が手に入る
- 台湾人向けの実際に役立つ情報(賃貸契約の注意点や銀行口座開設の手順など)が詳しく紹介されている
- 台湾人移住者が増加する中で、熊本での生活のリアルな声を知ることができる
日本台湾交流協会と合わせて、「KINASSE」を活用することで、熊本での移住・就職・生活に必要な情報をより効率的に入手できます。
6.まとめ
本記事では、日本台湾交流協会台北事務所の役割や活用方法について詳しく紹介しました。日本への旅行、留学、就職を考えている台湾人にとって、交流協会は信頼できる情報源であり、さまざまなサポートを受けることができます。
特に、TSMCの熊本進出により、台湾人の移住や就職の機会が増えています。熊本は、台湾人向けの生活サポートや仕事の選択肢が充実し、移住先としての魅力を高めています。
また、熊本の移住情報をより詳しく知りたい方は、「KINASSE」を活用することで、生活や仕事、文化に関するリアルな情報を得ることができます。
日本台湾交流協会とKINASSEを上手に活用しながら、日本での新しい生活をスムーズにスタートさせましょう!
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